3月決算の株式会社では、6月に株主総会が開催されるところが多いかと思います。株主総会は、本店所在地で開催されるので、東京都内での開催が圧倒的に多いと感じますが、東京以外で開催している会社も存在します。
株主総会は、株式会社の最高意思決定機関です。総会では、会社の体質的なところが垣間見えますので、可能であれば出席されることをお勧めいたします。かつて、関西の財閥系の重厚長大系の会社(今は存在しない)の社長が会社に批判的な株主に攻撃的であったことを忘れることができません。株主だから総会で何をしてもいいわけではありませんが、批判に対して会社の見解を述べればいいところを、批判には攻撃で応えるという会社の体質を見た気がしました。個人的には大変不快でした。このような形で総会では会社の体質が垣間見えると感じます。
かつて、コロナ前でしたら、対面でないと総会参加は不可能でしたが、最近では、オンライン参加を認めている会社もあります。コロナ前、総会参加の密かな喜びは、お土産があったことでした。ただ、株主平等原則からすれば好ましいことではなく、現状、大半の会社においてお土産配布をとりやめているのはやむを得ないことかもしれません。
株主の皆様、可能であれば総会に参加しましょう。
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